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ワイクルー(恩師に祈る踊り)


1767年タイ国は、ミャンマーとの戦争で負けてしまいました。1774年3月17日に、ミャンマーの王様マンラはアユタヤに入り、寺を焼き、物を盗り、街を破壊し勝利の宴をしていました。

 王様はこの戦争でムエタイはタイ人が一番強いという事を知り、自分の目の前でムエタイの試合が観たいと言い出しました。そして王様は、「タイで一番強い選手を出せ!」と命令しました。

 当時、ナイカノムトムがタイで一番強かったのですが、その時の試合の条件は、彼一人とミャンマーの選手10人との試合でした。彼が勝てば、自由にさせてもらえ、欲しいのを全て与えて貰えるが、もし、負ければ首を切ると言う条件でした。それを聞いた彼は、逃げる事も出来ず、とても動揺しました。

 ナイカノムトムは、自分の気持ちを落ち着かせる時間をかせぐ為に、王様にお願いしました。
「タイ国には、神様を守り、自分の親を守り、ムエタイを教えて頂いた先生を守り敬う習慣があります。だからお祈りの踊り(ワイクルー)を踊る時間を私に頂けないか?」と。

 王様はそれを許し、ナイカノムトムは一人踊りました。「神様!お父さん、お母さん、先生、この試合に負けたらお許しください。」そして彼は、気持ちが大きくなる様に、落ち着く様、踊りながらまわりの地形を覚え、作戦を練り踊りました。
そして踊りが終わった後、10人のミャンマー人と戦い、ナイカノムトムは見事勝利したのです。

 この事があってからは、ムエタイの試合の前に、ワイクルーを踊る事が習慣になりました。そして毎年3月17日は、ワンムエタイ(ムエタイの日)と呼ばれ、タイ人は誰でも、ナイカノムトムを、ムエタイの偉大な先生だと言う事を知っています。

*以上の話はタイの小学校5年生で実際に教えている事です*

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